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妊娠発覚

妊娠&出産、結婚の記録を残すことについての私の気持ちはコチラ

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旦那さん(当時はまだ相方さん)と
ラリアー半年キャンプの旅!
に出発したのが2012年9月30日。

次の生理予定日が10月5日。
ワタシのお月さま、だいたい25~28日周期でキッチリ来てくれる。
しかし、10月5日になっても来ない。
なぜだ。
10日待ち、10月15日になっても来ない…。

あれ……。

最初に思ったのが、
「子宮か卵巣の病気かな?」ってコトでした。

2008年4月に長年患っていた子宮筋腫&子宮内膜症(右の卵巣にできていた)の手術をして、
その後、少なくとも半年~1年に1回は子宮のチェックをしていたので、
子宮筋腫が再発したことはずいぶん前から知っていた。
けど、そんなに大きくないし、
筋腫ができてる場所も問題ないからほうっておこうってことになっていたのです。
でもって、この年(2012年)の5~6月に
周期も量も日数もほとんどブレることなく来てくれる
私のいい子ちゃんな生理がすごいヘンなことになって、
(出血したと思ったらすぐ止まって1週間後にまた来て、2日で終わってその3日後にまた出血…みたいな)
病院に行ったら、左の卵巣に卵巣膿腫が見つかっていたのです。
膿腫に関しても「現在のところ、緊急を要するかんじではないので、様子見で」
ということになっていました。

だから、子宮筋腫か卵巣膿腫が悪化したとか…
もしくはなにか別の子宮系の病気になったのかな??って。

なぜ妊娠を疑わなかったかというと、
その、卵巣膿腫が見つかったとき、お医者さんに
「あなたは子供を持てないと思う。妊娠はあきらめたほうがいい。
もし、どうしても子供が欲しいなら、いますぐ不妊治療を始めなさい。
ただ、仮に不妊治療をしたとしても、妊娠出来るかどうかわからない」
と言われていたのです。
そのお医者さんは産婦人科の専門医でもなく、
妊娠できるかどうかの検査をし、その結果を見てそう言ったわけでもないので、
多分、私の年齢(当時39歳)と病歴と、新たに発覚した卵巣膿腫と…と総合的に見て
「もうムリっぽくない?」と判断したんじゃないかな?

私は子供に関しては、ご縁があり授かったならうれしいけど、
不妊治療をしてまでは…というかんじの考え方だったので、
「なるほど。
できない体ならばしょうがない。
(今までと同じく)子供がいない人生を謳歌しようではないか」
と思っていた。

そんなこんなで、私の頭の中には妊娠の「に」の字も浮かんでこなかったのだけど…。
予定日を10日ほど過ぎたころからちょっとおっぱいが張るようなかんじがして、
「あれ?これって、ひょっとして妊娠だったりするかも?」と疑い始めた。
でも、生理と生理の間(排卵時期?)もおっぱい張ったりするから、
「もしくは、遅れていた生理がこれから来るんかいな?」とも思ったり。

そのころには彼と妊娠検査薬を買うかどうかの相談を始めておりました。
当時、私たちの居場所はKatherine。
この先Kakadoに移動予定で、次の大きな街はDarwinまでない…という状況だったので、
一応、Katherineで妊娠検査薬を購入。
しかし、ふたりとも勇気が持てず、検査はあとまわし…。

<10月18日>
旅行始まって以来の体調不良。
なんか体がうまく動かず、だるい。
あと、脚の付け根がこそばゆくて不愉快…。
ちょっと吐き気もするような…しないような…。
これがつわりの始まりだったのか、
ただ単に疲れていただけか(この日カヌー遊びをしていたので)はナゾ。

<10月19日>
KakadoナショナルパークのMardualというキャンプサイト泊。
ココで、勇気を出して「検査してみよう!」ということになった。

私たちが買った妊娠検査薬は棒におしっこをひっかける…というタイプではなく、
小さなカップがついていて、そこにおしっこをためて、
棒には小さな浮きをつけて、カップに棒を浮かべる…というタイプのもの。
彼におしっこを見られるのはちょっと恥ずかしかったけど、
ひとりで見る勇気もなく、一緒に「えい!」と浮かべて共に観察。

そして10秒もしないうちに出たね、線が2本。
見まごうことなくクッキリと!!!!!
疑う余地なしの「陽性!」、もう気持ちいいくらいでした。

見た瞬間、ふたりとも無言………。
そして「ど………どうする……???」

だって…
私たち、現在旅行中。ふたり揃って無職。私、観光ビザでオーストラリアに滞在中。
旅行が終わる予定の2013年の2月になったら、
彼は無期限のヨーロッパ放浪の旅へ出て、私は日本に帰る予定。
ヨーロッパ旅行は彼のずっと前からの夢。
私は3月に入ったらすぐ働けるよう、すでに日本での仕事も決まっていた。
だから、もし産むことになったら、ふたりの予定…
予定っつーか、人生設計すら大幅に変えないといけない状態。
そりゃ最初のヒトコト「どうする?」になるわ…。

ただ、私は体の変化も少し前から感じていて、
「もしかしたら…」という気持ちも持っていたし、
「ご縁があったら欲しい」と思っていた「ご縁」が訪れたわけだし、
年齢的(このとき40歳)にラストチャンスかなーと思ったので、
彼の答えがどうであれ、「おろす」という選択肢はないかなーと思っていました。

とりあえずこの日は「Darwinに着いたら病院に行こう」ということだけ決めて、
大量の蚊に囲まれながら就寝…。

そして次の日から、
「1日中うっすら吐き気」が始まる。
どー考えても昨日の結果に左右されてる私(笑)。
若干恥ずかしいな…と思いつつ、吐き気がするんだからしょうがない。

<10月22日>
Darwinの病院で血液検査、
翌23日に結果を聞きに行くと「妊娠6週目です」との結果。
お医者さんに「予定してた妊娠?それとも予定外?」と聞かれ、
「予定外です…」と私たち。
「じゃあ赤ちゃんをどうするのか、もう決めてる?」との問いに、
私が答えるより前に彼が「キープします」と
答えてくれたのが、少しうれしかった。

そのとき先生にした質問、
私「山登りしてもいいですか?」(←キングスキャニオンに登りたかった)
先生「いいよ」
彼「キャンプ旅行中であまり栄養状態がよくないのだけど…?」
先生「妊娠用サプリメントを紹介しておくから、薬局で買ったらいいよ」

その後、「ふたりとも年齢が高いから(私40歳、彼42歳)渡しておくね」と、
South Australia Material Serum Antenatal Screening Program
という機関(名前が長い!)で作られた
染色体異常(ダウン症など)検査の案内パンフレットをもらって、終了。

↓このとき先生に教えてもらって購入したサプリメント「elevit」。11種類のビタミンと8種類のミネラルが入ってる子作り期&妊娠中&授乳中用の総合ビタミン剤みたい。
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同じ時期に妊娠した日本人のお友だち(当時ケアンズに住んでいた)も
病院でコレを紹介されて飲んでいたんだけど、
彼女はコレを飲むと動悸が激しくなったり、
気分が悪くなったりしたので飲むのをやめ、
日本から妊婦用のサプリメントを送ってもらったそうだ。
日本人には合う合わないとかあるのかな?
だから、もし飲むとしたら、最初は小さい箱を買って試してみたほうがよいかも?
けっこーーーなお値段しました。最初見たとき目ん玉飛び出た!

私は具合が悪くなることはなかったけど、
コレを飲むとなぜか便秘になりました。
最初は「妊娠したら便秘になりやすいっていうからそれかな?」と思ってたんだけど、
つわりがひどくてサプリを飲めなかったときはフツーに出てくれていて、
飲むのを再開したらまた便秘になったので、やっぱコレのせいかな?
公共の場なので詳しくは書きませんが、
色とか質感もちょっと「え~………」なかんじになるし、
あんま飲みたくなかったけど、いちお、赤子のため…と思ってガマン。

例によって粒は激でか。半分に折って飲んで、ノドが裂けたんじゃないかと思ったり(割ると角ができるからそれがノドに当たって痛かった)、噛み砕いて飲もうとしてあまりのマズさに悶絶したり…いろいろ苦労もしましたが、さすがにもう慣れた。コツは「少ない水で飲み込む」ことです!
妊娠発覚_e0138350_13483083.jpg

by dorae-42 | 2013-07-16 13:49 | 国際結婚・妊娠&高齢出産