妊娠39週<帝王切開手術>

妊娠&出産、結婚の記録を残すことについての私の気持ちはコチラ

==================================

<6月13日>
顔面神経麻痺はなんの回復も見せてませんが、
帝王切開手術は予定通り行われることとなりました。

去年の12月に日本の病院に行って出産の相談をしたとき、
「日本で産むなら5月末には手術になるから、ゴールデンウィークあけには帰ってきてね」
と言われてたので、
計画的な帝王切開って、36~37週くらいでするもんなんだろうなー。
って思ってたんだけど、
ここオーストラリアでは、なんと予定日5日前。

しかも、手術日を決めるとき、先生に
「ホントは11日がよかったんだけど、その日休みだから13日にした~」
って言われた。

そういうモンなんだ。
ゆるいなー。

「でも、ひょっとして予定日より早く陣痛がきたり破水しちゃうかもしれないから、
そうなったらすぐに来てくださいね。緊急で手術します(ニッコリ)」

いや、私は笑えない。

おかげでお腹が張ったり前駆陣痛があるたび
「どうしよう…陣痛来たらどうしよう…緊急手術は大変っぽいからヤだー!」
とドキドキさせていただきました。
でも、インターネットで調べたら、臨月にお腹が張るのはいい兆候らしい。

と知ってもまぁ、変わらずドキドキしてたけど(゚_゚i)

私の手術は午後1時の予定。
胸焼け止めのお薬を前の日の夜8時と、当日の朝6時に飲むこと、
当日の朝6時以降は食事も水分もとってはいけないこと、
専用石けんを使ってのシャワーは朝に1回、病院で手術前に1回入ること、
朝9時半までに病院の婦人科に来ること、
その前に採血ルームで採血を済ませておくこと。
が私に課せられた課題。

朝6時前に起きるなんて私にとってはとんでもない早起きだけど、
前の日の夜から手術が終わるまでなにも食べないなんて考えられない!
ので、根性で5時起き、6時前にお茶漬け食べたったー!(°∀°)b

なんか、今日手術だーと思うと、
本当にこの日を境に人生が変わってしまうんだー、と、
わくわくするような、怖いような、複雑な心境だった。
だからといっていまさら「やーめた!」と言うこともできないから、
ドキドキしてもしょーがないんだろうけど、
「子育てなんて、私にちゃんとできるだろうか…」とおののいておった。

そして病院。
採血済まして、婦人科受付に行く。時間もピッタリ9時30分!
も…待たされる。ああ待たされる、待たされる。
「日にち間違えた?」ってくらい待たされる。

最終的に「あの…もし忙しかったら別の日でも…」と提案したくらい待たされた。
結局、入院中に滞在する自分のお部屋に入れたのは12時ころだったんじゃなかろうか?

そのあとも、引き続き待ち。

シャワーは「朝浴びてきたなら入らなくていいよー」って言われたけど、
(出た!オーストラリアお得意の「人によって言うことが違う」)
ヒマだったので入る。
んで、手術着(紙パンツと同じような素材の使い捨てっぽいやつ)に着替え、
(立ち会う旦那さんもお医者さんが着るような服に着替えてた)
またしても待つ。

もう待ち疲れ。

なんだかんだで2時すぎに手術室に移動。
こんとき、ベッドに寝たまま移動するんだけど、
「ベッド移動専用運転手さん」つーのがいるのね!
華麗なベッドさばきで手術準備室まで運んでくれました。

ここで旦那さんと一旦お別れ。
小部屋で麻酔などをします。

名前と生年月日、今日なにをするかを言わされて、
さあ注射!となったんだけど、
あまりの怖さに「痛いの?痛いの?」と何度も聞いたら、
「麻酔の手順を言ってごらん」と言われた。
「最初は細い針で注射して、そのあと下半身麻酔の注射です」
(細い針の部分麻酔をします、と言いたかったが英語が出てこなかった)
先生「細い針は痛いの?」私「ちょっとだけ」
先生「下半身麻酔の注射は?」私「痛くないです」
「その通り。では、始めます」

(いやーーーーーーーーーー!!!←心の声)

「私につかまってたらいいからね」とやさしいおばあちゃん助産婦さん。
私、彼女の肩をわしづかみ。

…………あれ……ホントに痛くない。
てか、チクッとすらしなかったのでは??

なのに、さらにあがく私。
「じゃあ下半身麻酔を…」「ノ…ノウー……」

そこで助産婦さん、「ちょっと待って!」と一旦離れ、
とんでもない大男を連れて戻ってきた。
「さ、彼につかまって!」

う…うん…。

暴れるとでも思われたのかな…と思ったら
急に恥ずかしくなって、とたんに心がしぼむ。
そして言われるがまま背中を丸め、大男にしがみつく。

つか、ホントに痛くない。
騒いで恥ずかしかったな…すいません。

でも、なんか背中でグリグリッとしたら、
左足が勝手にビクビクッって動いて、やっぱ怖いのはすっごい怖い。

そして、注射後、なんやら背中にテープなど貼られ、
(具体的にどうなってるかはまったくわからない)
寝かされる。

手の甲に点滴用のぶっとい注射針を入れられたんだけど、
(下半身麻酔の前かあとか忘れちゃった)
なんならそれがいちばん痛かった。

少しして、アイスノンみたいなやつを脚とかお腹に当てられて、
「どう?感じる?」って聞かれた。
なんか、感じるような感じてないようなビミョーなかんじだったんだけど、
「感じます!まだ感じます!すごく冷たいです!!」と必死でアピールしてみた。

全く素人考えだけど、効かないよりは効きすぎのほうがいいんでないかと…( ̄ー ̄;

薬を足すのかと思いきや、少し頭を下げられ、脚が上がっているポーズにされただけ。

そのまま、すぐに手術室に移動。

つか、人多くないすかーーーー?
何人いるのーーーーー?
あなた、何係????みたいな人がいっぱいおる。

4〜5人がかりで手術台に移動してもらい、
胸のあたりに布で仕切りをつけられ、下半身が見えないように。

どこからともなくひょっこり現れる旦那さん。

そして再びアイスノン。
今度はホントになにも感じないし、さっきと全然感覚が違うから、
あ、ちゃんと麻酔効いてるんだーってわかって安心。
試しに脚を動かそうとしてみたけど、どーにもこーにも動かない(当たり前だ)。

でもって、正直なところ、いつ手術が始まったのかわからない。

手術中は、痛くないけど、いろいろ感じるんだと思ってた。
けど、その「感じ方」は、ちょっと想像と違って、
うーん…なんというか、
水をポチョンと垂らされて、それがぽわわーんって広がっていくようなかんじ。
下腹のほうを切っているはずなのに、
お腹の上のほうや、太もものほうにそういう感触がありました。

不思議ー。

コンタクトはダメだけど、メガネはよかったので、
私はメガネをかけたまま手術に望んだのですが、
どーにかこーにか手術してるとこを見たくて、
天井のライトの銀色の部分に反射して見えないかなーと目を凝らしてみたけど見えず。
旦那さんに何してるか聞いてみたけど「見えない」って。
旦那さんは立ち上がったら見えるだろうに。きっと怖くて見たくなかったんだろうな。

「なんかさー、旦那さん、髪の毛をしまう用のネットかぶってるけど、
服が半そでなら、腕毛丸出しじゃない?
帽子はいらないから(←ハゲてるから←あら、失礼!)長袖着たほうがいいんじゃなーい」
なんて、旦那さんと近くにいたスタッフの人(何係かは不明)と談笑したり、
だんだん気持ちがたるんできたころ、
下半身のほうがなんつーか…
え、お腹の中に掃除機入れてるんですか?みたいな感覚で、
しかも、左右にゆさぶられて、私自身もゆさゆさ揺れて、
それが笑えてきて「うははー!ちょっとー何してるのー!」と
近くにいた人(何係かは不明)に聞いたら、
「うふふ、何してるのかなー?」って、いや、そういうお調子いいから。

私、
・手術中、なにが行われているか言葉で説明してほしい。
というバースプラン提出してるんですけど。

ほら、やっぱりちゃんと情報行き渡ってない。オーストラリアめー!
と思っているうちに、さっきのお調子者スタッフが
「あ!」と言って、仕切りの布を半分くらい下げた。

その瞬間、

「ほげー!」

あああああああっ!!!!そうだ、私、
妊娠してたんだ帝王切開の手術中だったんだーーー!!!!!

おまた全開で執刀医に高々と掲げられる娘ちゃん。

はじめましてー!
キミは、トロフィーかー!(母からの初つっこみ)

心の中では「We are the champions」が大音量で流れる。
(リンク先はYouTubeです。音出ます)

そして、手術室がとたんにお祝いモード。
「おめでとう!」「女のコ!」「可愛い!」「ゴージャス!」
といろんなところから声がかかる。
手術室にいた大多数がこの「よろこびモード盛り上げ隊」だったんじゃなかろうかというくらいだ。

旦那さん一旦離れ、ヘソの緒カット。

私、「胎盤!胎盤持って帰りたいんですー!」と何度も主張。
(だって、バースプランみんな読んでくれてないんだもん←根に持っている)

少しして、ピンクの帽子をかぶり、バスタオルにくるまれた小さな娘ちゃんが来た。
「おおお…」
感動しようとしたら、うちの鎖骨の上らへんに置かれた。

近い。近いにもほどがある。もう少し遠ざけたい。

右手→血圧測定器がはまってて動かせず。
左手→点滴されてて動かせず。

あの…近すぎて…我が娘のことが…見えません…。

何度か「近すぎる」と言ってみたけど、
みんなワッショイワッショイ!なってて、だれも聞いてない。

いいよ、あとからゆっくり見るよ、もう。

そして「じゃあ、いろいろあるから!」とだれかがやってきて、
問答無用で娘ちゃんピックアップ。
「旦那さん、こっち来て!」と旦那さんもいなくなる。

ああ…ワタシ、いまこの部屋の中で、娘ちゃんの次に無力…。

そのどさくさの間、私のお腹では胎盤を出したり、お腹の中を掃除したり、
傷口を縫い合わせたりという後処理が行われていたそうだ。
全然気付かなかった。ありがたいことです。

なんとか、なんのトラブルもなく、1時間弱くらい(多分)で無事手術終了。
はー、よかった。ひと安心。

娘ちゃん、無事元気に出てきてくれて、本当にありがとう。
私が母です。
これからよろしくお願いします。
[PR]

by dorae-42 | 2013-12-19 22:07 | 国際結婚・妊娠&高齢出産 | Comments(4)

Commented by めぐみ at 2013-12-20 22:38 x
入院中の病室で読みながらぷぷっと笑ってしまいました。
これから出産の人には勇気づけられ、リラックスさせてくれる分娩日記(笑)
産む直前もっかい読もー。
コワイ、痛い、マイナスイメージの帝王切開もラリアーにかかれば喜劇になりますね!ところで、なぜに帝王切開になったのでしたかね??
Commented by dorae-42 at 2013-12-21 22:29
>めぐみさん
笑っていただければこれ幸い(^-^)
めぐみさんも帝王切開になるんですか?
私は、昔、子宮筋腫&子宮内膜症で手術をしていたので…。
過去子宮を切ったことがあると、陣痛時に子宮が破裂するおそれがあるんだとか。
おそろしい!
出産がんばってください!
Commented by めぐみ at 2013-12-21 23:13 x
私は今のところ普通の分娩予定です。
長男も普通分娩でした。
帝王切開は産後が辛いとはよく聞く話。
でも逆子だったり他にもいろんな理由で急遽帝王切開になることはありますよねー。
私の友達は妊娠中毒症がひどくて間際に帝王切開になったけど、本人はケロっとしてて、医療保険やら会社の組合保険やらで超儲かるからオススメ♥とか言ってのけます^^;(ちなみに私と同じ関西人の友達)それを聞いて以来私も帝王切開も悪いことばかりじゃないな!いい面もあるんだと、そうなった時は腹をくくろうと思うようになりました。なんのこっちゃ…^^;
Commented by dorae-42 at 2013-12-23 23:23
>めぐみさん
帝王切開は想像よりうんとラクだと思います。
同じ時期に帝王切開で出産した友達と、
「陣痛経験しなくてよくてラッキーだったねー。きっと耐えられなかったねー、私たち」
なんて話してるくらい(笑)。
陣痛の苦しみを乗り越え、自然分娩したすべてのお母さんを尊敬します!!